でんさいとは電子記録積載の略称で、手形や振り込みに変わる新しい決済方法です。企業間取引などで発生した債権の支払いについてパソコンなどで電子記録として保管をすることで、金額の譲渡について電子債権が発生します。でんさいの支払い期日は債権の記録を電子記録として残した年月日から起算して7営業日営業目以降の翌日から、1年後の応当日までの間であれば支払期日について設定をすることが可能です。約束手形を使用して取引をした場合、企業の商品に関する代金を受け取るまでに時間がかかるということもあり、支払い期日を120日までに設定することが可能でした。
しかし2013年にでんさいが作られてから、2023年までに全子機銀行協会が小切手や手形などを使った取引について6割をでんさいで対処できる目標を立て、現在債権の記録の電子化を勧めています。その理由として1980年代には手形交換数が増加して交換所が増設されたのに比べ、手形を用いての取引も現在は減少傾向にあり、閉鎖する交換所も次第に増えています。またでんさいは人を介しての作業を省くことができるため、政府は2024年をめどに約束手形の支払期日について、120日から60日に短縮する計画を立てました。
986,792円+送付代金=ご送金金額