金融用語集
- 債権譲渡(さいけんじょうと)とは?
- 債権譲渡とは、債権者が自分の持つ債権を第三者に移転することをいいます。例えば、AさんがBさんに対して持っている「100万円を支払ってもらう権利」を、Cさんに譲るといった場面です。会社では、売掛金や手形など債権を資金化するために、金融機関や手形割引業者へ譲渡することがあります。債権譲渡は原則として当事者間の合意で成立しますが、債務者への通知や承諾(対抗要件)が必要な場合があります。適切な手続きを経て譲渡すると、新たな債権者は債務者へ直接請求が可能となります。