金融用語集
- 両端入れ(りょうはいれ)とは?
- 両端入れとは、期間や日数を計算する際に、開始日と終了日の両方を含めて数える方法を指します。たとえば、4月1日から4月10日までの期間について両端入れで計算すると、期間は「10日」となります(片端入れの場合は「9日」)。手形や債権の満期計算、契約期間の設定などにおいて用いられることが多い用語です。ビジネスや金融取引の現場では、片端入れ(期間の初日か最終日のいずれか一方のみを含める)と混同しないことが重要です。計算方法の違いは利息計算や期日管理に直結するため、契約書や実務上の取り扱いでどちらの方式が適用されているかを明確に確認しておきましょう。