金融用語集
- 変造手形(へんぞうてがた)とは?
- 変造手形とは、正規に発行された手形または小切手について、その後、権限のない第三者が金額や日付、受取人名などの記載内容を不正に書き換えたものを指します。変造行為には、手形の名義や金額の改ざん、支払期日の変更などがあります。変造手形は、れっきとした金融犯罪行為であり、仮に支払いを受けた場合でも、変造された部分は無効とされるのが原則です。手形割引や銀行取引の現場では、変造手形の発見は重大トラブルに直結しますので、手形を受け取る際は、記載事項に不審な点がないか細心の注意を払う必要があります。もし変造手形が発覚した場合は、速やかに金融機関や警察への報告が求められます。