金融用語集
- 為替手形(かわせてがた)とは?
- 為替手形とは、振出人(発行者)が受取人に対して、第三者である支払人に一定の金額を支払うよう指図する手形のことです。通常、取引において遠隔地への支払いなどに利用されることが多く、「指図手形」とも呼ばれます。約束手形が振出人自身が支払いを約束するのに対し、為替手形は第三者(支払人)による支払いが特徴です。為替手形には通常、「振出人」「支払人」「受取人」の三者が登場し、銀行取引や貿易取引、商取引において資金の受け渡し・決済の手段として幅広く活用されています。手形割引では、満期日前の為替手形を割り引いて現金化することができるため、資金繰りを円滑にする有効な金融商品といえます。