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手形割引は銀行が最適?専門業者との違いと自社に合う選び方を徹底解説

この記事でわかること
  1. 手形割引の基本的な仕組みと流れ、銀行・専門業者それぞれの利用方法や違いが分かる
  2. 銀行・専門業者のメリット・デメリットを徹底比較し、自社に最適な選び方のポイントが理解できる
  3. ファクタリングや「でんさい」など、手形割引以外の最新資金調達手段も一緒に把握できる

「急な資金需要で、手元にある約束手形をすぐに現金化したい」
「手形割引は銀行に頼むのが一番良いのだろうか?」
「銀行は審査が厳しくて時間がかかると聞くし、手数料も気になる…」

このようなお悩みをお持ちの経営者の方は少なくありません。
手形割引は便利な資金調達手段ですが、どこに依頼するかでスピードやコストが大きく変わります。
この記事では、手形割引の基本的な仕組みから、銀行と専門業者の違い、メリット・デメリットまでを徹底的に比較解説します。
最後まで読めば、あなたの会社の状況に最適な手形割引の依頼先が明確になり、より有利な条件で資金調達できるようになるでしょう。

まずは基本から!図解でわかる手形割引の仕組みと流れ

手形割引について詳しく知る前に、まずはその基本的な仕組みを理解しておきましょう。
手形割引とは、支払期日がまだ来ていない「約束手形」を、銀行や専門業者に買い取ってもらい、期日前に現金化する仕組みのことです。
もちろん、額面満額を受け取れるわけではありません。
支払期日までの日数に応じた「割引料(手数料)」が差し引かれますが、すぐに資金が必要な場合には非常に有効な手段です。

【図解:手形割引の流れ】
1. 手形の受取:取引先から商品やサービスの対価として約束手形を受け取ります。
2. 割引の申込:受け取った手形を銀行や専門業者に持ち込み、割引を申し込みます。
3. 審査:銀行や専門業者が、手形を振り出した企業(振出人)の信用力などを審査します。
4. 現金化:審査に通ると、割引料が差し引かれた金額があなたの口座に入金されます。
5. 手形の取立:支払期日が来ると、銀行や専門業者が振出人から手形代金を回収します。

銀行での手形割引|メリット・デメリットと手続きを詳しく解説

手形割引と聞いて、多くの方が最初に思い浮かべるのが「銀行」ではないでしょうか。
普段から取引のある銀行に依頼できれば安心感があります。
ここでは、銀行で手形割引を利用する際の具体的なメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

信頼性と低金利が魅力!銀行で手形割引する3つのメリット

銀行で手形割引を行う最大の魅力は、その信頼性と比較的低い割引料にあります。
具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

メリット 詳細
1. 割引料(金利)が低い傾向にある 専門業者と比較して、割引料が低く設定されていることが一般的です。特に、手形を振り出した企業の信用力が高ければ、さらに有利な条件での割引が期待できます。
2. 融資など他の金融サービスと連携できる 手形割引だけでなく、事業融資や経営相談など、総合的な金融サポートを受けられる可能性があります。長期的なパートナーシップを築きやすい点は大きなメリットです。
3. 安心・安全な取引ができる 普段から付き合いのある銀行であれば、安心して取引を進めることができます。コンプライアンスも徹底されており、不正な取引に巻き込まれる心配がありません。

特に、企業の信用力が高く、時間に余裕がある場合には、銀行での手形割引は非常に有効な選択肢となります。

審査の厳しさが壁?知っておくべき銀行割引のデメリットと注意点

一方で、銀行での手形割引にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。
特に、審査の厳しさとスピードの面では、専門業者に劣る場合があります。

デメリット 詳細
1. 審査が厳しく、時間がかかる 銀行はリスク管理を徹底するため、手形振出人だけでなく、申込者の事業内容や財務状況も厳しく審査します。そのため、審査に数日から数週間かかることも珍しくありません。
2. 担保や保証人を求められることがある 取引内容や企業の信用力によっては、不動産などの担保や代表者の連帯保証を求められる場合があります。これは企業にとって大きな負担となる可能性があります。
3. 不渡り時のリスクが大きい 万が一、手形が不渡りになった場合、銀行から手形代金の買い戻し(償還請求)を求められます。これに応じられないと、企業の信用は大きく損なわれ、今後の銀行取引に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

急な資金需要に対応したい場合や、審査に不安がある場合には、銀行以外の選択肢も検討する必要があるでしょう。

銀行で断られても諦めない!手形割引専門業者という選択肢

「銀行の審査に落ちてしまった…」
「もっと早く現金が必要なのに、銀行の審査では間に合わない…」

そんな時でも、資金調達を諦める必要はありません。
手形割引を専門に扱う「手形割引業者」が、あなたの会社の強力な味方になってくれる可能性があります。
銀行とは異なる審査基準やサービスを提供しており、銀行では難しかった手形も現金化できるかもしれません。

【比較表】銀行 vs 専門業者 どこが違う?スピード・金利・審査を比較

銀行と専門業者のどちらを選ぶべきか判断するために、それぞれの特徴を比較してみましょう。
自社が何を最も重視するかによって、最適な選択は変わってきます。

比較項目 銀行 手形割引専門業者
審査スピード 数日~数週間 最短15分~即日
割引料(金利) 低い傾向 (年率 1.5%~5.0%程度) やや高い傾向 (年率 2.8%~15.0%程度)
審査の柔軟性 厳しい(申込者の信用力も重視) 柔軟(主に振出人の信用力を重視)
手続きの手間 煩雑な場合がある 比較的簡便
担保・保証人 求められることがある 原則不要

この表からもわかるように、信頼性や低金利を最優先するなら銀行、スピードや審査の柔軟性を重視するなら専門業者が適していると言えます。

スピードと柔軟性が強み!専門業者を選ぶメリット

手形割引専門業者を利用する最大のメリットは、その圧倒的なスピード感と柔軟な審査体制にあります。
具体的には、以下のような利点があります。

迅速な資金調達が可能
・申し込みから最短15分で審査が完了し、即日現金化できる業者も多く存在します。
・急な支払いなどで資金繰りが厳しい状況において、非常に頼りになる存在です。

独自の審査基準
・銀行とは異なり、主に手形を振り出した企業の信用力を重視して審査を行います。
・そのため、申込者の決算状況が赤字であっても、割引に応じてもらえる可能性があります。

他社で断られた手形にも対応
・独自のノウハウとネットワークにより、他の金融機関や業者で割引を断られた手形でも、買い取ってもらえるケースがあります。

【独自情報】失敗しない!信頼できる手形割引専門業者の選び方

専門業者は数多く存在するため、どこに依頼すればよいか迷うかもしれません。
中には法外な手数料を請求する悪質な業者もいるため、慎重な業者選びが不可欠です。
信頼できる専門業者を選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。

貸金業登録の有無:都道府県知事や財務局長の登録を受けている正規の貸金業者か必ず確認しましょう。
手数料体系の明確さ:割引料と銀行取立手数料以外に、不明瞭な費用を請求されないか事前に確認が必要です。
実績と経験:長年の営業実績がある業者は、それだけ多くの企業から信頼されている証拠です。
専門家の在籍:「貸金業務取扱主任者」のような専門資格を持つスタッフが在籍していると、より安心して相談できます。

例えば、福岡県北九州市に本社を置く株式会社リプルは、26年以上の実績を持つ手形割引の専門業者です。
同社は福岡県知事の正規登録を受けており、スタッフ全員が「貸金業務取扱主任者」の資格を保有しています。
割引料も年率2.8%からと業界屈指の低金利を実現しており、割引枠の上限なく、他社で断られた手形にも対応できる柔軟性が強みです。

手形割引以外の選択肢は?ファクタリング・でんさいも要チェック

資金調達の方法は、手形割引だけではありません。
特に近年では、手形割引と似た「ファクタリング」や、次世代の決済手段である「でんさい」の利用が広がっています。
自社の状況によっては、これらの手段がより適している場合もあります。
それぞれの特徴を理解し、選択肢の幅を広げておきましょう。

売掛債権を現金化する「ファクタリング」との違い

ファクタリングも、売掛債権(売掛金)を期日前に現金化するサービスですが、手形割引とは決定的な違いがあります。
それは「償還請求権」の有無です。

比較項目 手形割引 ファクタリング
対象債権 約束手形 売掛金(請求書)
償還請求権 あり(不渡り時に買戻し義務が発生) なし(売掛先が倒産しても返済義務なし)
手数料 比較的低い(金利) 比較的高め
法的性質 金銭の貸し付け(融資) 債権の売買

もし取引先の倒産リスクを避けたいのであれば、手数料は高くなりますが償還請求権のないファクタリングが有効な選択肢となります。

2026年手形廃止へ!「でんさい割引」の重要性と対応方法

経済産業省は、2026年末までに約束手形の利用を原則廃止する方針を打ち出しています。
これに伴い、手形に代わる電子的な決済手段「でんさい(電子記録債権)」への移行が急速に進んでいます。
でんさいには、以下のようなメリットがあります。

印紙税が不要でコストを削減できる
・電子データのため紛失や盗難のリスクがない
・手形の発行や郵送にかかる事務負担を軽減できる

もちろん、この「でんさい」も手形と同様に割引による現金化が可能です。
株式会社リプルのように、既にでんさい割引に注力している専門業者も増えています。
今後の取引形態の変化を見据え、でんさいに対応できる業者を選んでおくことも重要です。

まとめ

手形割引は、期日前の手形を現金化し、資金繰りを改善するための有効な手段です。
依頼先としては「銀行」と「専門業者」の2つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

・信頼性と低金利を重視し、時間に余裕がある場合 → 銀行
・スピードと審査の柔軟性を最優先し、急いで資金が必要な場合 → 手形割引専門業者

どちらが良いと一概に言うことはできません。
自社の資金が必要なタイミング、手形振出人の信用力、そして今後の取引で「でんさい」への移行が進むかといった将来性も考慮し、総合的に判断することが大切です。
この記事で得た知識をもとに、ぜひあなたの会社にとって最適な資金調達方法を見つけてください。

この記事を書いた人

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中屋 弥

職業:WEBコンサルティング会社代表兼最高財務責任者

トヨタ東京カローラ株式会社、株式会社GMOインターネット、その他ITベンチャーにおいて取締役兼財務管理担当などを経て、WEBコンサルティング会社を経営。
現在は経営の傍ら、金融系コラムを寄稿する事を主として活動。

このような時、リプルに
お気軽にご相談下さい

  • 手形集金をしたけれど、どのようにすれば良いかわからない
  • 銀行の融資枠がいっぱいで、手元の手形を使って資金化したい
  • 銀行の割引枠が上限になった
  • 銀行以外で手形割引業者を探している
  • 本日中に対応して欲しい

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秘密厳守・安心の対応

回答まで最短15分、時間を頂く場合でも翌朝の10時には100%回答させていただきます。
割引ご希望日からの計算で受取金額をご連絡致します。
弊社独自の調査システムで審査させて頂いておりますのでお客様には迷惑がかからない様、振出人様には一切接触は致しません。
※20年間専業で手形割引をさせて頂き、多くのお客様から 「他社で割引できなかった手形が割引できた。」とお喜びの声を頂いております。

4現金化 割引料と取立料のみ

割引料と取立料のみ

手形の換金には割引料と銀行取立料以外は頂きません。他の費用は一切ございませんので安心してご利用ください。
手形に裏書をして頂きお客様の振込先銀行口座を同封の上弊社にご発送ください。
送料とお客様の口座への振込み手数料は弊社が負担させていただきます。

5入金 約30分以内で入金の確認

入金の確認

お急ぎの場合、九州一円のお客様は即日実行、遠方のお客様は翌日実行を原則と考えております。
ご発送に関しては弊社で最短の到着時間や手順をお調べさせて頂きます。
手形の到着しだい郵送料金を加算してお振込み致します。 到着から30分以内には入金の確認をしていただけます。

貸付条件

商品名手形割引・でんさい割引
割引対象者事業主様
取扱金額の上限銘柄毎に異なります
資金使途事業性資金
融資形態商業手形割引
利息の割合年率 2.8%~9.5%
遅延損害金の割合年率 20.0%以内
手数料880円
担保担保・・・原則不要
保証人保証人・・・原則不要
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