受取手形に収入印紙を貼る場合、いくら分の金額のものを貼るのか迷ってしまう人が多いでしょう。手形を発行する側は手形の金額に合わせた金額のものを貼る必要がありのようにます。手形の金額が10万~100万円以下なら200円、100万~200万円以下なら400円、200万~300万円以下なら600円、300万~500万円以下なら1000円、500万~1000万円以下なら2000円、1000万~2000万円以下なら4000円、といったように金額に合わせて収入印紙の金額も増えていくのが一般的です。10億円を超える約束手形は20万円と定められています。ただし、手形の金額が10万円未満のもの、手形に金額が記載されていないものであれば必要ありません。なぜ貼る必要があるのかというと、税金を納めることにつながるからです。法律によって課税文書には税金を払う必要があるとされているので、受取手形にも貼らなければいけません。もし収入印紙を貼り忘れてしまった場合には、過怠税が課せられる可能性があります。通常の収入印紙の金額の3倍に当たる金額を支払わなければいけなくなるので、受取手形にしっかり貼って忘れないようにすることが大切です。
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